Gotoトラベルを利用して、祖谷渓谷へ行ってきました。
祖谷渓谷とは徳島県三好市に位置する深いV字谷の続く渓谷で、日本三大秘境の一つです。
また源氏に敗れた平家が長年身を隠した地でもあります。
目次
祖谷渓谷までのアクセス~公共交通機関利用の場合
祖谷渓谷の最寄り駅はJR土讃線「大歩危駅」。そこからバスで約30分です。
大歩危駅へは、関東関西方面からは岡山駅からJR特急南風(高知行)に乗って、1時間40分で大歩危駅です。
特急南風は瀬戸大橋を渡ります。電車に乗って海を渡るのは、とてもわくわくしました。
私たちはお昼ご飯に香川県でうどんを食べたので、香川県経由で行きました。瀬戸大橋を渡り終えるとすぐに坂出駅です。
坂出駅から大歩危駅までは1時間でした。
讃岐うどん がもう
香川県に来たらうどん!ということで、坂出駅から車で20分ほど「讃岐うどん がもう」へ行ってきました。
お昼前ではありましたが、店の外まで並んでいました。しかし、回転率は早く、すぐに順番が回ってきました。
うどん小(1玉) 150円
うどん大(2玉) 250円
天ぷら 100円(たくさん種類がありました)
揚げ 100円
うどん1玉、カボチャの天ぷら、揚げを注文。ネギとダシはセルフです。
麺はツルツルとして、程よくコシもありました。
ダシは少し塩気のきいたダシとお揚げの甘めのダシが混ざり、とても美味しくて全部飲みほしてしまいました。
香川に立ち寄った際にはまた行きたいと思えるお店でした。
住所:香川県坂出市加茂町420-1
電話:0877-48-0409
定休日:日曜日、月曜日、不定休
営業時間:(平日)8:30-14:00頃
(土祝)8:30-13:00頃 ※麺が売り切れ次第終了
大歩危駅
坂出駅から特急にゆられて約1時間、徳島県最後の駅「大歩危駅」に到着です。
大歩危駅は特急が止まりますが、無人駅!しかし、児啼爺駅長がいました。駅長なので笛もくわえています。
なぜ駅長が児啼爺かというと、徳島県三好市山城町は、ゲゲゲの鬼太郎に登場する児啼爺の発祥の地と言われているそうです。
吉野川側のホームに「展望台」があり、ホームから吉野川へと降りていく遊歩道がありました。
展望台からは吉野川の渓谷を一望できました。
駅前からは、かずら橋やホテルへ向かう四国交通のシャトルバスがでています。
1日に7本。次のバスまで1時間以上あく場合もありますので事前に調べておくことをおすすめします。
私たちはホテルの送迎バスでホテルまで向かいました。
和の宿ホテル祖谷温泉の送迎バスは15:10の1本だけです。(前日までに要予約)
駅前広場側から見た駅舎です。
ひの字渓谷
ホテルへ向かう途中で見れるひの字渓谷です。V字型に深く切り込んだ渓谷の様子が見れます。
ひらがなの「ひ」の字に見えるため「ひの字渓谷」と呼ばれているそうです。
雨の日でしたので茶色い祖谷川ですが、普段はエメラルドグリーンで、秋には全山が紅葉しているそうです。
和の宿 ホテル祖谷温泉
大歩危駅から山道を通り、約30分ほどでホテルに到着しました。
ホテルから徒歩10分ぐらいで小便岩といわれる大断崖があり、そこに小便小僧が立っています。
かつて、地元の子供達や旅人が度胸試しのために、この像のある岩周辺から小便をしたという逸話があり、それが由来で作られたそうです。
エメラルドグリーンの祖谷川がとても綺麗でした。
お部屋
お部屋は「503号室 相生 ~夫婦が共に長生きすること~」というコンセプトで、露天風呂へ入りながらも、お部屋からも渓谷が見渡せるお部屋に泊まりました。
お部屋には大きな窓があり、自然を間近で感じることができました。
部屋の露天風呂。窓もなくとても開放的です。
お部屋にはマッサージチェアがありました。
洗面台には椅子があり、とても清潔でアメニティが豊富でした。
祖谷温泉の温泉水で造られた化粧水がとてもよかったです。売店でも購入できました。
お部屋のお菓子
CDプレイヤーとゆったりとしたCDもありました。また、コーヒーも豊富でした。
旬の食材を使った会席料理
夕食はレストランでの会席料理を頂きました。
味も美味しかったですが、盛り付けや食器が素晴らしかったです。
メニューはこちら
それぞれのお料理を載せていきます。食前酒は山桃ワイン。アルコールがダメなので、ジュースかウーロン茶が選べました。
前菜
秋の前菜盛り合わせ 讃岐と阿波の野菜・玉子豆腐・順才すだちとオリーブオイルのジュレ
小茶碗
大歩危祖谷のそばすべし
焼き物
籠盛り すだち鮎の塩焼き・巻き柿
鍋物
阿波尾鶏と季節の野菜 白湯スープ
冷やし鉢
半田ソーメン涼風流し
箸休め
ところてん
替り鉢
国産豚ヒレ肉の昆布〆ロースト すだちの泡ソース
食事
祖谷そば・ご飯、香の物
甘味
選べるデザート(杏仁豆腐、抹茶プリン、苺プリンの中から一つ)
量も味も大満足な夕食でした。
朝食
朝食は和食か洋食か選べました
和食
洋食はパンがおかわり自由でした。
和食も洋食も美味しく、しかも十分な量で、昼までお腹が空きませんでした。
渓谷谷底にあるこだわりの露天風呂
数ある旅館やホテルの中で「ホテル祖谷温泉」を選んだ理由はこの露天風呂です。
露天風呂が渓谷の谷底にあり、ケーブルカーに乗って渓谷の谷底まで降りていきます。
ケーブルカー乗り場にはヤマガラの巣箱がありました。
人に慣れていて、手の上で餌をあげることもできました。
ケーブルカーを降りてからも急な階段を下っていくと、渓谷の谷底で今まで見下ろしていた祖谷川を間近で楽しむことができます。
露天風呂は「渓谷の湯」と「せせらぎの湯」とあり、1日交代です。これは「渓谷の湯」です。
温泉温度は39℃のぬるめの源泉かけ流しです。景観がすばらしく、いつまでも入っていたい露天風呂です。
日本三大秘境の景観をケーブルカーで楽しめるというとても貴重な体験もできました。
ホテルへ宿泊していなくても大人¥1700、小人¥900で日帰り入浴可能でした。
感想
山や渓谷の言葉を失うほどの絶景と、静けさで日常も忘れてゆったりと過ごすことができました。宿には清潔感があり、料理はとても美味しく味も量も大満足でした。ケーブルカーに乗って露天風呂へ行くという非日常的な体験もできて大満足のホテルでした。
まとめ
今回の旅行は9月に行ってきました。朝晩は涼しく、とても過ごしやすかったです。
大自然の迫力を感じ、非日常的な時間でリフレッシュできました。次は秋の紅葉の時期にも行ってみたいです。