➀マイルって何?楽天ポイントって何?と気になっている人
②マイルと楽天ポイントどちらで貯めようか迷っている人
③お得に旅行がしたい人
キャッシュレス決済が進んでいくなか、どのようにマイルやポイントを貯めていけばいいかは、悩んでしまうところではないでしょうか?
私は2018年にANAの上級会員としてサービスを受けることができるスーパーフライヤーズカード「SFC」を取得し、ポイントサイトやクレジットカードを利用してマイルを貯めています。
また楽天経済圏も活用し、楽天ふるさと納税などで楽天ポイントを毎月コツコツと貯めています。
マイルと楽天ポイントではどちらを優先的に貯めているのかと問われれば、迷うことなくマイルです。
結論から言うと、➀旅行好きならマイルを優先する、②楽天市場や楽天ふるさと納税を利用するなら楽天ポイントを貯める、のが最適解の一つになってくるのではないでしょうか。
この記事では、私が優先的にマイルを貯めている理由を解説します。
目次
マイルとは?どれほどの価値か?
マイルとは、航空会社のポイントプログラムで貯まるポイントのことです。
マイルが貯まれば航空券と交換することができ、ビジネスクラスやファーストクラスにも乗ることができます!
マイルの最大の特徴は、1マイルが2~15円程度の価値があるという点です。
クレジットカードの還元率が1%であるなら、他のポイントで貯めるよりも、マイルで貯めた方がお得ですね。
<クレジットカード還元率1%の場合>
マイル;100円あたり1マイル。1マイルは2~15円の価値がある
他のポイント;100円あたり1ポイント。1ポイントは1円の価値がある
マイルがその威力を発揮するのは、エコノミークラスではなく、ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券を利用する時です。
エコノミークラスを特典航空券で利用する場合
まずは、2020年10月1日、ANAを利用して成田空港からロサンゼルスまで、エコノミークラスで予約する場合に、1マイルあたり何円相当の価値があるか検討してみます。
➀マイルを使わない場合;
片道、羽田➝ロサンゼルスで、160,570円かかります。
②マイルを利用する場合;
往復だと、成田↔ロサンゼルスで、50,000マイルと、マイルとは別に航空保険料・燃油特別付加運賃等がかかります。
片道だと、25,000マイル+航空保険料・燃油特別付加運賃等ですね。
③エコノミークラスを特典航空券で利用する際、マイルの価値は?
空港保険料・燃油特別付加運賃等は時期によっても変動し、私達が2019年6月にロサンゼルスに行った際には、片道あたり37,000円程費用がかかりました。
この費用を考慮すると、エコノミークラスを利用した場合の1マイル当たりの価値は、
(160,570円-37,000円)÷25,000マイル=4.9円となります。
ビジネスクラスを特典航空券で利用する場合
次に、先ほどと同様に、2020年10月1日、ANAを利用して成田空港からロサンゼルスまでビジネスクラスで予約する際、1マイルは何円相当の価値があるかを検討してみます。
➀マイルを使わない場合;
片道、羽田➝ロサンゼルスで、364,570円かかります。
②マイルを利用する場合;
往復だと、成田↔ロサンゼルスで、85,000マイル+航空保険料・燃油特別付加運賃等がかかります。
片道だと、42,500マイル+航空保険料・燃油特別付加運賃等ですね。
③ビジネスクラスを特典航空券で利用する際、マイルの価値は?
空港保険料・燃油特別付加運賃等は先ほどと同様に37,000円程とすると、ビジネスクラスを利用した場合の1マイル当たりの価値は、
(364,570円-37,000円)÷42,500マイル=7.7円となります。
ファーストクラスを特典航空券で利用する場合
最後に、2020年10月1日、ANAを利用して成田空港からロサンゼルスまで、ファーストクラスで予約する場合、1マイルあたり何円相当の価値があるかを検討します。
➀マイルを使わない場合;
片道で、羽田➝ロサンゼルスで、1,191,570円かかります。
(注)現在は、新型コロナウイルス感染症による影響のため、ファーストクラスでさえも値下げされているようです。今回は感染症が落ち着いた後の海外旅行を想定しているため、通常のファーストクラス料金で計算しています。
②マイルを利用する場合;
往復だと、成田↔ロサンゼルスで、150,000マイル+航空保険料・燃油特別付加運賃等がかかります。
片道だと、75,000マイル+航空保険料・燃油特別付加運賃等ですね。
③マイルの価値は?
空港保険料・燃油特別付加運賃等は先ほどと同様に37,000円程とすると、ファーストクラスを利用した場合の1マイル当たりの価値は、
(1,191,570円-37,000円)÷75,000=15.3円となります。
以上をまとめると、
ANAを利用して、成田からロサンゼルスに行く際に必要な金額やマイル数の目安は以下のとおりです(必要なマイル数は行く時期によって変動があります)
片道にかかる運賃 | 片道に必要なマイル | 1マイル当たりの価値 | |
---|---|---|---|
エコノミークラス | 160,570円 | 25,000マイル | 4.9円 |
ビジネスクラス | 364,570円 | 42,500マイル | 7.7円 |
ファーストクラス | 1,191,570円 | 75,000マイル | 15.3円 |
ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券を利用する際には、1マイルの価値が高くなります。
このように1マイルは2~15円程の価値があるため、私はマイルを優先して貯めるようにしています。
ちなみに我が家のメインカードは、ANAゴールドカードで、還元率は1.35%です。
楽天ポイントとは?
楽天ポイントとは、楽天が発行するポイントのことです。
楽天サービスをよく使う人にとっては、楽天カードを利用して楽天ポイントを貯めることも選択肢の一つなのではないでしょうか?
楽天カード(楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード含む)の場合、通常の利用でポイント還元率は1%であり、買い物金額100円につき楽天ポイント1ポイントが貯まります。
この楽天ポイントは1ポイント=1円として楽天市場や楽天ふるさと納税などで使用できます。
また、楽天カード(楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード)を利用して楽天市場や楽天ふるさと納税で買い物をする際には、還元率は3~5%となります。
通常の利用での還元率 | 楽天市場での還元率 | |
---|---|---|
楽天カード | 1% | 3% |
楽天ゴールドカード | 1% | 5% |
楽天プレミアムカード | 1% | 5% |
まとめ
楽天ポイントは1ポイント=1円の価値であるのに対して、マイルは1マイル=2~15円ほどの価値があります。
そのため、我が家では優先的にマイルを貯めています。
我が家では、マイルや楽天ポイントを以下の優先順で貯めています。
我が家のクレジットカード利用方法 優先順
- 楽天ふるさと納税・楽天市場は、楽天ゴールドカード(楽天プレミアムカード)を利用する 還元率5%
- その他は、ANAゴールドカードを利用する 還元率1.35%
この記事が、マイルや楽天ポイント貯める参考になれば幸いです。